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源氏物語の和歌「賢木の巻」33首(累計165首) [源氏物語]

今回で「賢木の巻」が終わる。次回からは「花散里の巻」に入る。
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133)《神垣はしるしの杉もなき物をいかにまがへて折れる榊ぞ》
134)《をとめ子があたりと思へば榊葉の香をなつかしみとめてこそ折れ》
135)《あかつきの別れはいつも露けきをこは世に知らぬ秋の空かな》
136)《おほかたの秋のあはれも悲しきに鳴く音なそへそ野辺の松虫》
137)《八洲もる国つ御神も心あらばあかぬ別れの中をことわれ》
138)《国つ神空にことわる中ならばなほざりごとをまづやたゞさむ》
139)《そのかみを今日はかけじと忍ぶれど心のうちに物ぞ悲しき》
140)《振りすてて今日は行くとも鈴鹿川八十瀬の波に袖は濡れじや》
141)《鈴鹿川八十瀬の浪にぬれ~~ず伊勢までたれか思ひおこせむ》
142)《行く方をながめもやらむこの秋は逢坂山を霧なへだてそ》
143)《陰ひろみ頼みし松や枯れにけん下葉散り行く年の暮かな》
144)《さえわたる池の鏡のさやけきに見なれし影を見ぬぞ悲しき》
145)《年暮れて岩井の水も氷とぢ見し人かげのあせも行くかな》
146)《心からかたがた袖をぬらすかなあくと教ふる声につけても》
147)《嘆きつゝわが世はかくて過ぐせとや胸のあくべき時ぞともなく》
148)《逢ふ事の難きを今日にかぎらずばいま幾世をか嘆きつゝ経ん》
149)《永き世のうらみを人に残してもかつは心をあだと知らなむ》
150)《浅茅生の露のやどりに君をおきて四方の嵐ぞしづ心なき》
151)《風吹けばまづぞ乱るゝ色変はる浅茅が露にかゝるさゝがに》
152)《かけまくはかしこけれどもそのかみの秋思はゆる木綿襷かな》
153)《そのかみやいかゞはありし木綿襷心にかけて忍ぶらむ故》
154)《九重に霧やへだつる雲の上の月をはるかに思ひやるかな》
155)《月影は見し世の秋にかはらぬを隔つる霧のつらくもあるかな》
156)《木枯の吹くにつけつゝ待ちしまにおぼつかなさの頃も経にけり》
157)《あひ見ずて忍ぶる頃の涙をもなべての秋の時雨とや見る》
158)《別れにし今日は来れどもなき人にゆきあふ程をいつと頼まむ》
159)《ながらふる程は憂けれど行きめぐり今日はその世に逢ふ心地して》
160)《月のすむ雲井をかけて慕ふともこの世の闇になほや惑はむ》
161)《大方の憂きにつけては厭へどもいつかこの世を背きはつべき》
162)《ながめかる海士のすみかと見るからにまづしほたるゝ松が浦島》
163)《ありし世の名残だになき浦島に立ちよる波のめづらしきかな》
164)《それもがと今朝開けたる初花に劣らぬ君が匂ひをぞ見る》
165)《時ならで今朝咲く花は夏の雨にしをれにけらし匂ふほどなく》
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H21.05.14-1源氏物語の和歌「葵の巻」24首(累計132首)
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原文の出典は
岩波文庫「源氏物語(一)」 山岸徳平校注 (第六刷 昭和44年4月20日発行)

《嘆きつゝ・・》「賢木の巻」第15首(累計147首) [源氏物語]

「賢木の巻」が続く
147)《嘆きつゝわが世はかくて過ぐせとや胸のあくべき時ぞともなく》
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133)《神垣はしるしの杉もなき物をいかにまがへて折れる榊ぞ》
134)《をとめ子があたりと思へば榊葉の香をなつかしみとめてこそ折れ》
135)《あかつきの別れはいつも露けきをこは世に知らぬ秋の空かな》
136)《おほかたの秋のあはれも悲しきに鳴く音なそへそ野辺の松虫》
137)《八洲もる国つ御神も心あらばあかぬ別れの中をことわれ》
138)《国つ神空にことわる中ならばなほざりごとをまづやたゞさむ》
139)《そのかみを今日はかけじと忍ぶれど心のうちに物ぞ悲しき》
140)《振りすてて今日は行くとも鈴鹿川八十瀬の波に袖は濡れじや》
141)《鈴鹿川八十瀬の浪にぬれ~~ず伊勢までたれか思ひおこせむ》
142)《行く方をながめもやらむこの秋は逢坂山を霧なへだてそ》
143)《陰ひろみ頼みし松や枯れにけん下葉散り行く年の暮かな》
144)《さえわたる池の鏡のさやけきに見なれし影を見ぬぞ悲しき》
145)《年暮れて岩井の水も氷とぢ見し人かげのあせも行くかな》
146)《心からかたがた袖をぬらすかなあくと教ふる声につけても》
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H21.05.14-1源氏物語の和歌「葵の巻」24首(累計132首)
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原文の出典は
岩波文庫「源氏物語(一)」 山岸徳平校注 (第六刷 昭和44年4月20日発行)

《心から・・》「賢木の巻」第14首(累計146首) [源氏物語]

「賢木の巻」が続く
146)《心からかたがた袖をぬらすかなあくと教ふる声につけても》
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133)《神垣はしるしの杉もなき物をいかにまがへて折れる榊ぞ》
134)《をとめ子があたりと思へば榊葉の香をなつかしみとめてこそ折れ》
135)《あかつきの別れはいつも露けきをこは世に知らぬ秋の空かな》
136)《おほかたの秋のあはれも悲しきに鳴く音なそへそ野辺の松虫》
137)《八洲もる国つ御神も心あらばあかぬ別れの中をことわれ》
138)《国つ神空にことわる中ならばなほざりごとをまづやたゞさむ》
139)《そのかみを今日はかけじと忍ぶれど心のうちに物ぞ悲しき》
140)《振りすてて今日は行くとも鈴鹿川八十瀬の波に袖は濡れじや》
141)《鈴鹿川八十瀬の浪にぬれ~~ず伊勢までたれか思ひおこせむ》
142)《行く方をながめもやらむこの秋は逢坂山を霧なへだてそ》
143)《陰ひろみ頼みし松や枯れにけん下葉散り行く年の暮かな》
144)《さえわたる池の鏡のさやけきに見なれし影を見ぬぞ悲しき》
145)《年暮れて岩井の水も氷とぢ見し人かげのあせも行くかな》
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H21.05.14-1源氏物語の和歌「葵の巻」24首(累計132首)
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原文の出典は
岩波文庫「源氏物語(一)」 山岸徳平校注 (第六刷 昭和44年4月20日発行)

源氏物語の和歌「葵の巻」24首(累計132首) [源氏物語]

今回で「葵の巻」が終わる。次回からは「賢木の巻」に入る。
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129)《君なくて塵つもりぬる常夏の露うち払ひいく夜寝ぬらむ》
128)《なき魂ぞいとゞ悲しき寝し床のあくがれがたき心ならひに》
127)《秋露に立ちおくれぬと聞きしよりしぐるゝ空もいかゞとぞ思ふ》
126)《わきてこの暮こそ袖は露けけれ物思ふ秋はあまた経ぬれど》
125)《今も見てなか~~袖をくたすかな垣は荒れにし大和撫子》
124)《草がれのまがきに残るなでしこを別れし秋の形見とぞ見る》
123)《見し人の雨となりにし雲井さへいとゞ時雨にかきくらすころ》
122)《雨となりしぐるゝ空の浮雲をいずれの方とわきてながめむ》
121)《とまる身も消えしもおなじ露の世に心おくらん程ぞはかなき》
120)《人の世をあはれときくも露けきにおくるゝ袖を思ひこそやれ》
119)《かぎりあれば薄墨衣あさけれど涙ぞ袖を淵となしける》
118)《のぼりぬる煙はそれとわかねどもなべて雲井のあはれなるかな》
117)《嘆きわび空にみだるゝわが魂を結びとゞめよしたがひのつま》
116)《浅みにや人はおりたつわが方は身もそぼつまで深きこひぢを》
115)《袖ぬるゝこひぢとかつは知りながらおりたつ田子のみづからぞ憂き》
114)《くやしくもかざしけるかな名のみして人頼めなる草葉ばかりを》
113)《かざしける心ぞあだに思はゆる八十氏人になべてあふひを》
112)《はかなしや人のかざせる葵ゆゑ神の許しの今日を待ちける》
111)《千尋ともいかで知らんさだめなく満ち干る潮ののどけからぬに》
110)《はかりなき千尋の底のみるぶさの生ひゆく末はわれのみぞ見ん》
109)《影をのみみたらし川のつれなきに身の憂きほどぞいとど知らるる》
130)《あやなくも隔てけるかな夜を重ねさすがになれし中の衣を》
131)《あまた年今日あらためし色ごろもきては涙ぞふる心地する》
132)《新しき年ともいはずふるものはふりぬる人の涙なりけり》
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H21.05.09-3源氏物語の和歌「花宴の巻」8首(累計108首)
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原文の出典は
岩波文庫「源氏物語(一)」 山岸徳平校注 (第六刷 昭和44年4月20日発行)

源氏物語の和歌「花宴の巻」8首(累計108首) [源氏物語]

今回から「花宴の巻」に入る。
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108)《心いるかたならませば弓張の月なき空にまよはましやば》
107)《あづさ弓いるさの山にまよふかなほの見し月の影や見ゆると》
106)《わが宿の花しなべての色ならば何かはさらにき身を待たまし》
105)《世に知らぬ心地こそすれ有明の月のゆくへを空にまがへて》
104)《いづれとぞ露の宿りをわかむまに小笹が原に風もこそ吹け》
103)《うき身世にやがて消えなば尋ねても草の原をば問はじとや思ふ》
102)《深き夜のあはれを知るも入る月のおぼろげならぬ契りとぞ思ふ》
101)《おほかたに花のすがたを見ましかば露も心のおかれましやは》
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H21.04.10-1源氏物語の和歌「紅葉賀の巻」第17首(累計100首)
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原文の出典は
岩波文庫「源氏物語(一)」 山岸徳平校注 (第六刷 昭和44年4月20日発行)

源氏物語の和歌「紅葉賀の巻」17首(累計100首) [源氏物語]

紅葉賀の巻」は今回で終わり、次回から「花宴の巻」に入る。
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84)《物思ふに立ち舞ふべくもあらぬ身の袖うちふりし心知りきや》
85)《唐人の袖ふることは遠けれど起ち居につけてあはれとは見き》
86)《いかさまに昔むすべる契りにてこの世にかゝる中の隔てぞ》
87)《見ても思ふ見ぬはたいかに嘆くらんこや世の人の惑ふてふ闇》
88)《よそへつゝ見るに心はなぐさまで露けさまさる撫子の花》
89)《袖ぬるゝ露のゆかりと思ふにもなほうとまれぬ大和撫子》
90)《君し来ばたなれの駒に刈り飼はんさかり過ぎたる下葉なりとも》
91)《笹わけば人やとがめむいつとなく駒なつくめる森のこがくれ》
92)《立ち濡るゝ人しもあらじ東屋にうたてもかゝる雨そゝぎかな》
93)《人妻はあなわづらはしあづまやの真屋のあまりも馴れじとぞ思ふ》
94)《つゝむめる名やもり出でんひきかはしかくほころぶる中の衣に》
95)《かくれなき物と知る〜〜夏衣きたるをうすき心とぞ見る》
96)《恨みてもいふかひぞなきたちかさね引きて返りし波のなごりに》
97)《荒立ちし浪に心はさわがねど寄せけん磯をいかゞうらみぬ》
98)《なか絶えばかごとや負ふとあやふさに縹の帯はとりてだに見ず》
99)《君にかくひきとられぬる帯なればかくて絶えぬる中とかこたん》
100)《尽きもせぬ心の闇にくるゝかな雲井に人を見るにつけても》
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H21.03.24-1 源氏物語の和歌「末摘花の巻」14首(累計83首)
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原文の出典は
岩波文庫「源氏物語(一)」 山岸徳平校注 (第六刷 昭和44年4月20日発行)

源氏物語の和歌「末摘花の巻」14首(累計83首) [源氏物語]

今回で「末摘花の巻」は終わり、次回は「紅葉賀の巻」に入る。
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70)《もろともに大内山は出でつれど入るかた見せぬ十六夜の月》
71)《里わかぬ影をば見れど行く月のいるさの山をたれかたづぬる》
72)《いくそたび君がしゝまに負けぬらむものな言ひそといはぬ頼みに》
73)《鐘つきてとぢめむことはさすがにて答へま憂きぞかつはあやなき》
74)《言はぬをもいふに勝ると知りながら押しこめたるは苦しかりけり》
75)《夕霧のはるゝ気色もまだ見ぬにいぶせき添ふる宵の雨かな》
76)《はれぬ夜の月待つ里を思ひやれ同じ心にながめせずとも》
77)《朝日さす軒のたるひは解けながらなどかつらゝのむすぼほるらむ》
78)《ふりにける頭の雪を見る人も劣らずぬらす朝の袖かな》
79)《から衣君が心のつらければ袂はかくぞそぼちつゝのみ》
80)《なつかしき色ともなしに何にこの末摘花を袖にふれけん》
81)《くれなゐのひとはな衣うすくともひたすらくたす名をし立てずば》
82)《あはぬ夜をへだつる中の衣手に重ねていとど見もし見よとや》
83)《くれなゐの花ぞあやなくうとまるゝ梅のたち枝はなつかしけれど》
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H21.03.11-1 源氏物語の和歌「若紫の巻」25首(累計69首)
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原文の出典は
岩波文庫「源氏物語(一)」 山岸徳平校注 (第六刷 昭和44年4月20日発行)

源氏物語の和歌「若紫の巻」25首(累計69首) [源氏物語]

45)《生ひ立たむありかも知らぬ若草をおくらす露ぞ消えむ空なき》
46)《初草の生ひゆく末も知らぬまにいかでか露の消えむとすらん》
47)《初草の若葉の上を見つるより旅寝の袖も露ぞかはかぬ》
48)《枕ゆふ今宵ばかりの露けさを深山の苔にくらべざらなん》
49)《吹きまよふ深山おろしに夢さめて涙もよほす瀧の音かな》
50)《さしくみに袖ぬらしける山水にすめる心は騒ぎやはする》
51)《宮人に行きて語らむ山ざくら風よりさきに来ても見るべく》
52)《優曇華の花待ち得たる心地して深山櫻に目こそうつらね》
53)《奥山の松のとぼそをまれにあけてまだ見ぬ花の顔を見るかな》
54)《夕まぐれほのかに花の色を見て今朝はかすみの立ちぞわづらふ》
55)《まことにや花のあたりは立ち憂きとかすむる空の気色をも見む》
56)《おもかげは身をも離れず山ざくら心のかぎりとめて来しかど》
57)《あらし吹く尾上の櫻ちらぬまを心とめけるほどのはかなさ》
58)《浅香山浅くも人を思はぬになど山の井のかけ離るらん》
59)《汲みそめてくやしと聞きし山の井の浅きながらや影を見すべき》
60)《見てもまた逢ふ夜まれなる夢のうちにやがてまぎるゝわが身ともがな》
61)《世がたりに人や傳へんたぐひなく憂き身をさめぬ夢になしても》
62)《いはけなき田鶴の一聲聞きしより葦間になづむ舟ぞえならぬ》
63)《手に摘みていつしかも見むむらさきの根にかよひける野邊の若草》
64)《葦わかの浦にみるめはかたくともこは立ちながらかへる波かは》
65)《寄る波の心も知らでわかの浦に玉藻なびかんほどぞ浮きたる》
66)《朝ぼらけ霧り立つ空のまよひにも行き過ぎがたき妹が門かな》
67)《立ちとまり霧のまがきの過ぎうくは草の戸ざしにさはりしもせじ》
68)《ねは見ねどあはれとぞ思ふ武蔵野の露わけあぶる草のゆかりを》
69)《かこつべき故を知らねばおぼつかないかなる草のゆかりなるらん》
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H21.02.24-01 源氏物語の和歌「夕顔の巻」19首(累計44首)
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原文の出典は
岩波文庫「源氏物語(一)」 山岸徳平校注 (第六刷 昭和44年4月20日発行)

源氏物語の和歌「夕顔の巻」19首(44首) [源氏物語]

26)《心あてにそれかとぞ見る白露のひかりそへたる夕顔の花》
27)《寄りてこそそれかとも見めたそがれにほのぼの見つる花の夕顔》
28)《咲く花に移るてふ名はつゝめども折らで過ぎうきけさの朝顔》
29)《朝霧の晴れ間も待たぬけしきにて花に心をとめぬとぞ見る》
30)《優婆塞が行ふ道をしるべにて来ん世も深き契りたがふな》
31)《さきの世の契り知らるゝ身のうさに行く末かねて頼みがたさよ》
32)《いにしへもかくやは人の惑ひけんわがまだ知らぬしのゝめの道》
33)《山の端の心も知らで行く月はうはの空にてかげや絶えなん》
34)《夕露にひもとく花は玉ばこのたよりに見えし縁にこそありけれ》
35)《ひかりありと見し夕顔のうは露はたそがれどきのそら目なりけり》
36)《見し人の煙を雲とながむれば夕の空もむつましきかな》
37)《問はぬをもなどかと問はで程ふるにいかばかりかは思ひ乱るゝ》
38)《空蝉の世はうきものと知りにしをまた言の葉にかゝる命よ》
39)《ほのかにも軒端の萩を結ばずば露のかごとを何にかけまし》
40)《ほのめかす風につけても下萩のなかばは霜にむすぼほれつゝ》
41)《泣く~~も今日はわが結ふ下紐をいづれの世にかとけて見るべき》
42)《逢ふまでの形見ばかりと見し程にひたすら袖の朽ちにけるかな》
43)《蝉の羽も裁ち變へてける夏衣かへすを見てもねは泣かれけり》
44)《過ぎにしも今日別るゝ二道に行くかた知らぬ秋の暮かな》
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H21.01.25-01 源氏物語の和歌「空蝉の巻」2首
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なお、原文の出典は
岩波文庫「源氏物語(一)」 山岸徳平校注 (第六刷 昭和44年4月20日発行)

源氏物語の和歌「空蝉の巻」2首(25首) [源氏物語]

25)《空蝉の羽におく露の木がくれてしのび~~に濡るゝ袖かな》
24)《空蝉の身をかへてける木の下に猶人がらのなつかしきかな》
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H21.01.23-01 源氏物語の和歌「箒木の巻」14首
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なお、原文の出典は
岩波文庫「源氏物語(一)」 山岸徳平校注 (第六刷 昭和44年4月20日発行)

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